ホルン奏者:フィリップ・ファーカス

1914年生まれ。
フィリップ・ファーカスは、音楽家・教育者・作曲家・ホルン奏者と
いろいろな顔を持っています。
彼はフリッツ・ライナー指揮のもと、
シカゴ響ブラスセクション黄金期を
アドルフ・ハーセス、故アーノルド・ジェイコブスとともに
完成させた立役者の一人です。
当時のシカゴ響のブラスはすごかったですからね。
マーラーやブルックナーの交響曲は、
他の楽器が聞こえないくらい吹いていますし、
また、音程・音響もすばらしいの一言です。
このセクションを聞いてシカゴ響に一目ぼれしました。
しかし、1992年、多くの人に惜しまれつつこの世を去りました。

ホルン奏者:アラン・シヴィル

1929年イギリス生まれのホルン奏者です。
アラン・シヴィルは少年時代からホルンを始め、
10代で軍楽隊に参加しました。
デニス・ブレインの父オーブリー・ブレインに師事しています。
指揮者のトーマス・ビーチャムによって、デニス・ブレインの次席奏者としてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団に採用されました。
デニス・ブレインがフィルハーモニア管弦楽団に移籍した後、首席奏者を引き継いでいます。
1955年に、シヴィル自身もフィルハーモニア管に異動し、
1957年にブレインが自動車事故で死去すると、首席ホルン奏者に就任しました。
1966年にBBC交響楽団の首席ホルン奏者に就任し、
1988年に引退しました。
デニス・ブレインの次席というだけあって、テクニックもあり
非常に優秀なホルン奏者です。
音色もどことなくデニス・ブレインに似ています。
1989年3月19日に没しています。

ホルン奏者:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ

1962年1月29日生まれのクロアチア出身のホルン奏者です。
6歳から2年間外国でホルンを学び、帰国後にザグレブ高等音楽学校に学んだ後、デトモルト北西ドイツ音楽高等学校でミヒャエル・ヘルツェル氏に師事しています。
1983年にミュンヘン国際音楽コンクールにて優勝。
1982年から1990年までベルリン放送交響楽団の首席ホルン奏者を務めています。
その後は主にソリスト活動や各主要オーケストラの客演など、幅広く活動しています
録音も多く、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団との共演による、モーツァルトのホルン協奏曲全集やリヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲全集などは高く評価されています。
1992年からシュトゥットガルト音楽演劇大学、
1998年よりザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、
2006年よりチューリヒ高等芸術学校でホルン教授に就任しています。
また、マドリード・ソフィア王妃音楽学校のホルン教授も務めています。

ホルン奏者:ペーター・ダム

ペーター・ダムは1937年7月27日 にドイツで生まれたホルン奏者です。
11歳からヴァイオリンのレッスンを始め、14歳からホルンを始めました。
1951年から57年までフランツ・リスト音楽大学において、
カール・ビーリッヒ教授にホルンの演奏法を学んでいます。
1959年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席ホルン奏者、
1969年からはシュターツカペレ・ドレスデンの首席ホルン奏者となります。
ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学で長年にわたり指導し、多くの国際音楽セミナーでも講師を務めています。


ペーター・ダムは本当に独特の音を出しますよね。
太い音質と独特のヴィブラートがたまらなく好きです。
私が目指している音質はペーター・ダムですが、なかなか真似できないですね。

ホルン奏者:バリー・タックウェル

バリー・タックウェルは1931年3月5日、オーストラリア出身。
幼い頃からピアノとヴァイオリンを学んでいたが、やがてホルンに転じシドニー音楽院でアラン・マンに師事しています。
1950年20歳の時、イギリスでホルン奏者のデニス・ブレインと出会います。
ハレ管弦楽団やスコティッシュ・ナショナル管弦楽団のホルン奏者を経て、1955年から1968年まではロンドン交響楽団の首席奏者を勤め、その後ソリストとしても活躍しています。


1995年の山形での世界ホルンフェスティバルでR.シュトラウスのホルン協奏曲第2番を演奏する予定でしたが、体調不良のため来日できず、観ることができませんでした。
残念!

ホルン奏者:デニス・ブレイン

デニス・ブレインは1921年5月17日生まれ、1957年9月1日に死去したイギリスのホルン奏者です。
現在に至っても世界中で最も卓越したフレンチ・ホルン奏者として知られています。
37歳で自動車事故により亡くなっています。


デニス・ブレインも多くの録音を残しています。
R.シュトラウスの2曲のホルン協奏曲や、ヒンデミットのホルン協奏曲、モーツァルトのホルン協奏曲(4曲)などです。
実際CDを聴いてみると、卓越したテクニックや力強いフォルテの演奏など、「やっぱりデニス・ブレインだね」というような演奏が多いですね。
ただ、ライブ録音では多少音のミスがあります。
これを聴くと「デニス・ブレインも人間だったんだなー」と思います。

ホルン奏者:ヘルマン・バウマン

ヘルマン・バウマンは1934年生まれのドイツのホルン奏者です。
ハンブルクに生まれました。
幼少時からピアノとチェロを学び、ホルンを始めたのは20代に入ってからという経歴の持ち主です。
シュトゥットガルト放送交響楽団在籍中の1964年、ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝しました。
ミュンヘン国際コンクールは、1位をなかなか出さないことでも有名です。
そんなコンクールで第1位ですので、すごい実力を持った人ですよね。


1967年にオーケストラをやめ、ソロ活動に入りました。
多くのレコーディングをしましたので、みなさんもCDの1枚や2枚はお持ちではないでしょうか?
1993年に脳溢血で倒れましたが、現在は健康を取り戻して、楽器も吹いているそうです。
1995年に山形で世界ホルンフェスティバルが行われましたが、そこで復活しました。
私もその様子を生で聴きましたが、確かに音は震えていましたが、力強いとてもよい演奏でした。
涙が出そうでしたよ。
ちなみに演奏曲はR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番でした。


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